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古い階段リフォーム、架け替えは必要?壊さずキレイに費用を抑える選択肢とは

古い階段

普段は何気なく昇り降りしている階段ですが、実は「家の古さ」が現れやすく、同時に「転倒事故のリスク」が潜む場所でもあります。築年数が経ち、表面の傷や汚れ、足元の滑りやすさが気になり始めたら、それはリフォームを検討すべきサインかもしれません。けれど、「リフォームするとなると、費用も時間もかかりそう……」と感じて、つい後回しにしてしまう方も多いのではないでしょうか。

近年、そうした悩みを解決する手段として、階段を壊さずに見た目を一新する「上貼り(カバー工法)リフォーム」が選ばれるケースが増えています。解体・撤去が不要なため、架け替え(作り直し)のような大掛かりな工事を避けられ、費用や工期の負担を大幅に抑えられるのが特徴です。

この記事では、ご自宅の現在の状況に合わせて、「架け替え」と「上貼り」のどちらを選ぶべきか、その判断基準と具体的なリフォーム方法を分かりやすく解説します。

あなたにおすすめの階段リフォームは「架け替え」?「上貼り」?

年季の入った階段

リフォームを検討する際、一番のポイントになるのが「今の階段を壊す必要があるのか、それとも活かせるのか」という見極めです。階段リフォームには、骨組みから新しくする「架け替え」と、今の階段を活かす「上貼り(カバー工法)」の2つの方法があります。どちらを選ぶべきかは、今抱えているお悩みの“正体”によって変わってきます。まずは、ご自宅の階段がどちらのタイプに当てはまるか、一緒に整理してみましょう。

架け替え(作り直し)が必要となるケース

階段の「寸法」や「構造」そのものに不安がある場合は、表面だけをきれいにしても根本的な解決にはなりません。例えば、以下のようなお悩みはありませんか?

□急すぎる角度を、もっと緩やかにしたい
□足を乗せる面が狭くて、踏み外しそうで怖い
□階段の幅を広げて、荷物を持って通りやすくしたい
□歩くとミシミシ沈む感じがして、強度が心配

こうしたお悩みがあるなら、迷わず「架け替え」をご提案します。骨組みから設計し直すことで、家族の歩幅に合わせた段数や、ゆとりのある幅をイチから作り出せるのが最大の強み。「昇り降りが怖くない」という当たり前の安心を、これから先も長く守ることができます。

上貼り(カバー工法)で解決できるケース

もし、今の階段の形や角度にそれほど不満がないのであれば、まずは「壊さずに活かす=上貼り」を第一候補として考えてみるのがおすすめです。もちろん、今の階段がしっかりしていることが前提にはなりますが、大掛かりな解体がいらない分、リフォームのハードルをぐっと下げてくれる現実的な方法です。具体的には、以下のようなお悩みであれば、上貼りで解決できます。

□ 表面の傷、汚れ、剥がれをきれいにしたい
□ 階段の雰囲気を明るい印象に変えたい
□ 滑りやすいので、滑りにくい素材にしたい
□ リフォームした廊下や居室と、デザインを合わせたい

「リフォームって大変そう……」と構えなくても、今の暮らしのペースを崩さずに、気になる部分だけをリフレッシュできます。費用も時間も最小限に抑えた、無駄のない合理的な方法といえるでしょう。

徹底比較!古い階段の「架け替え」と「上貼り」の費用・工期・特徴

家の模型と電卓

「架け替えと上貼りでは、費用や工期はどのくらい違うの?」というのは、一番気になるポイントではないでしょうか。工事の規模だけでなく、「工事中の生活がどうなるか」という点でも大きな差が出ます。一般的な木造住宅を例に、それぞれのリアルな違いを見ていきましょう。

架け替え(作り直し)

古い階段を一度すべて解体・撤去し、壁やクロスの補修まで含めてイチから作り直します。

・費用の目安
50万円〜150万円程度です。
単に新しい階段をかけるだけでなく、勾配を緩くするためにスペースを広げたり、解体して初めて見つかった腐食部分を補強したりする場合、プラスアルファの費用がかかることもあります。

・工期の目安
1週間~2週間程度です。
工事内容が大掛かりになる分、時間もかかります。一番の注意点は、工事中は階段が一切使えなくなること。2階への行き来ができなくなるため、その期間の生活動線をどう確保するか、事前にしっかり計画を立てておく必要があります。

とはいえ、角度や幅を自由に変えられるので、今の階段の不満を根本から解消できる、まさに「フルリフォーム」の満足感があります。

上貼り(カバー工法)

今の階段をそのまま土台にして、その上から専用の化粧板などをピタッと貼って仕上げる、いわば「お化粧直し」のような方法です。

・費用の目安
15万円〜40万円程度です。
解体費用や廃材を捨てるコストがほとんどかからないため、架け替えに比べると半分から、場合によっては3分の1程度の予算で収まります。

・工期の目安
1日〜2日です。
とにかくスピーディー。工事の音も控えめで、廃材もほとんど出ません。最大の魅力は、施工したその日の夜から、いつも通り階段を使えること。いつもの生活リズムを崩さないまま、気になっていた足元が見違えるほどキレイに、そして安全に整います。

ただし、今の階段の形をそのまま活かすため、「もっと階段を緩やかにしたい」「幅を広げたい」といった変更はできない点だけ注意が必要です。

【ひとめでわかる】工法別・比較まとめ

「費用対効果が高いのは上貼りだけど、仕上がりや安全性に妥協したくない」という方へ、上貼りリフォームの質を高める画期的な建材をご紹介します。

施工のプロが、Panasonic「ウスイータ階段」を選ぶ理由

ウスイータ階段を用いたリフォームのイメージ

手軽さが魅力の「上貼り」ですが、実は私たち施工のプロが現場で最も神経を使うのが「わずかな段差の変化」と「仕上がりの質感」です。

厚みのある板を貼ってしまうと、昇り降りの感覚が狂ってつまずきの原因になったり、いかにも「上から貼りました」という安っぽさが出てしまったりするからです。こうしたカバー工法特有の弱点をしっかりカバーできるのが、Panasonicの「ウスイータ階段」です。

わずか2.7mmの薄さが、安全へのこだわり

私たちプロがこの製品を信頼する最大の理由は、その「極限の薄さ」にあります。階段の高さがたった数ミリ変わるだけで、人の体感(歩幅の癖)は狂い、つまずきやすくなるものです。ウスイータ階段はわずか2.7mm。今の階段の踏み心地をほとんど変えずに一新できるため、施工後にお客さまが違和感なく、安全に歩き出せる。この変わらない安心感は、薄型専用材ならではの強みです。

視覚的に段差を教える安全設計

ウスイータ階段の滑り止め

リフォームで見た目がきれいになると、かえって段差の境目が曖昧に見えてしまうことがあります。ウスイータ階段は、先端の「段鼻(だんばな)」に樹脂製の滑り止めを装備しています。これは単なる滑り止めではなく、「ここが段差の端ですよ」と視覚的に教えてくれる目印。視力が落ちてきたご高齢の方や、足元の注意力が散漫になりがちなお子様がいる住まいでは、この視認性の高さが大きな安心材料になります。

「ツートンカラー」も思いのまま。妥協のないデザイン性

ウスイータ階段のラインアップ

デザインの自由度が高いことも、私たちがプランを立てる際に重宝する理由です。踏み板(足を乗せる面)は定番のウォールナット柄など全9種類、蹴込み板(立ち上がり面)はしっくいホワイト柄など全11種類と、バリエーション豊富。最近のトレンドは、「踏み板は落ち着いた木目、蹴込みは明るいホワイト」にするツートンカラー。これだけで、暗くなりがちな階段まわりの印象がパッと明るく、洗練された空間に変わります。もちろん、他の部屋のドアや床色にぴったり合わせることもできるので、家全体に統一感が生まれます。

「リフォーム感」を出さない質感と統一感

ウスイータ階段とウスイータでリフォームしたイメージ

「階段だけ新しくして、廊下から浮いてしまわないか」という点も、私たちがプランを立てる際に必ず配慮するポイントです。ウスイータには同じシリーズで廊下用のフロア材も用意されているため、階段から廊下までを一つの空間としてトータルに整えられます。木目の質感も非常にリアルで、後付けの「つぎはぎ感」を感じさせない、まるで新築時のような一体感のある仕上がりをご提案できるのが魅力です。

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後悔しないために!階段リフォーム前に知っておきたいポイント

階段を調査する作業員

上貼りリフォームはメリットの多い工法ですが、毎日何度も昇り降りする階段だからこそ、完成後に「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために押さえておくべき点があります。プロの視点から、事前にぜひ確認していただきたい注意点を3つにまとめました。

1. DIYでの「貼り替え」に潜む意外なリスク

最近はホームセンターなどで手軽なリメイクシートも売られていますが、階段に限ってはDIYはあまりおすすめできません。階段は、一歩踏み出すたびに全体重と強い摩擦が一点にかかる場所です。壁紙を貼るのとはわけが違い、素人の施工ではどうしても端から剥がれたり、破れたりしやすくなります。もし、剥がれかけたシートに足を取られて転落してしまったら……。住まいを整えるためのリフォームが、大きな事故に繋がっては何の意味もありません。
長く、安全に使い続けるためには、やはり階段専用の丈夫な建材を選び、プロの技術でしっかりと施工してもらうのが、結局は一番失敗がなく、確実な方法です。

2.見た目よりも先に、今の階段の「健康診断」を

上貼りリフォームは、今の階段をそのまま「土台」として活用します。そのため、土台そのものが傷んでいないかの確認が欠かせません。

例えば、歩くと「ミシミシ」と音がしたり、特定の段だけ沈む感じがしたりする場合、内部で腐食が進んでいたり、シロアリの被害を受けていたりする可能性も考えられます。表面だけを新しくしても、中の骨組みに問題があれば、いずれ踏み抜いてしまう恐れもあります。
まずはプロの目で今の階段の健康状態をしっかり診断してもらうこと。これが、リフォーム後に心から安心できる住まいにするための、大切な第一歩になります。

3.床と一緒に整えると、グッと暮らしやすくなる「プラスの工夫」

階段の床がきれいになると、それまで気にならなかった「手すりの古さ」や「夜の暗さ」が急に目についてしまうものです。そのため私たちは、床のリフォームをするときに「手すり」や「照明」も一緒に見直してみることをおすすめしています。

・手すりの色を揃える
ウスイータ階段とあわせて、同じPanasonic製の「ベリティス」シリーズなどの手すりを設置するのがおすすめです。床材と手すりの木目や色味を揃えることで、階段まわりの「つぎはぎ感」がなくなり、驚くほどスッキリした空間に仕上がります。

・夜の安全を守る照明
あわせて足元を照らす「フットライト」を導入してみてはいかがでしょうか。滑りにくい床と、明るい足元が揃えば、夜中の移動も不安がなくなります。

こうした工事を一度にまとめて行うことで、職人の出張費などの経費を効率化でき、別々に頼むよりもトータルの費用を抑えられるというメリットもあります。

知っておくとおトク!階段リフォームで使える補助金の話

補助金のイメージ

リフォームの費用を考えるとき、意外と見落としがちなのが国や自治体の補助金制度です。階段リフォームも、やり方や条件次第では「補助金」という心強いサポートを受けられる場合があります。注目しておきたいポイントを整理しました。

介護保険制度(住宅改修費支給)の活用

もし、ご家族の中に「要支援」や「要介護」の認定を受けている方がいらっしゃるなら、一番に確認したいのが介護保険の「住宅改修費支給」です。

階段のリフォームでは、「滑りにくい床材への変更」が補助の対象になります。今回ご紹介したウスイータ階段も、まさにこの条件にぴったり当てはまります。「手すりもセットじゃないとダメ?」と思われがちですが、実は床材の変更だけでも申請は可能です。認定を受けている方は、まずはこの制度を優先的に検討しましょう。

2026年の大型補助金「みらいエコ住宅2026事業」の活用

現在、国が進めている「みらいエコ住宅2026事業」などの大型補助金も、活用のチャンスです。ただ、正直にお伝えすると、階段の「上貼り」リフォーム単体では、申請要件(最低補助金額など)を満たすのがなかなか難しいという側面もあります。

そこで、プロが現場でよく提案している「賢い組み合わせ」があります。例えば、「窓の断熱改修」などのメイン工事と一緒に、バリアフリー改修として「手すりの設置」などを組み合わせる方法です。セットで行うことで全体の工事が補助金の対象になり、そこで受け取った補助金を階段リフォームの費用に充てることで、実質的な持ち出しを賢く抑えることができます。

「うちの工事内容で補助金はもらえる?」と気になったら、まずは今の計画をそのまま私たちにぶつけてみてください。2026年の最新ルールに照らして、一番おトクな組み合わせをシミュレーションいたします。

古い階段のリフォームも旭ハウジングへお任せ

リフォームの打ち合わせ中の様子

古い階段のリフォームは、必ずしも大掛かりな「架け替え」だけが正解ではありません。今の階段の構造に深刻な問題がなければ、「上貼り」を選ぶことで、暮らしのペースを崩さずに見違えるほど安全に、美しく整えることができます。

ただし、ここで最も大切なのは、「今の階段が、本当に上貼りに耐えられる状態か」を見極める大工としての目です。

旭ハウジングは、長年さまざまな住まいの改修に携わってきたリフォームの専門家です。まずは階段の裏側や踏み心地から、土台の腐食や歪みをプロの視点で厳しく診断します。その上で、今の階段が「活かせる」と判断できた場合には、パナソニック製品の特性を熟知した施工スタッフが、その性能を100%引き出す丁寧な仕事で仕上げます。

「長く安心して使える土台か」を判断する経験と、「それを美しく仕上げる」確かな技術。この両方があって初めて、リフォームは成功します。

2026年最新の補助金活用についても、おトクな組み合わせを分かりやすくアドバイスさせていただきます。まずは「うちの階段、どうすれば良くなる?」というお悩みから、お気軽にご相談ください。現地調査・お見積もりは無料で承っております。