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テクノストラクチャーは後悔する?価格や間取り、加盟店ごとの違いを東京都販売棟数No.1の加盟店が解説

住宅模型を見てマイホームを検討する若い夫婦

「テクノストラクチャーが気になっているけれど、本当にこの工法を選んでいいのだろうか」

テクノストラクチャーについて調べると、「価格が高い」「間取りやリフォームに制約がある」「好きな木材を使えない」といった情報を目にすることがあります。こうした内容を見ると、実際の家づくりでも同じことが当てはまるのか、気になる方もいるでしょう。

旭ハウジングは、これまで継続してテクノストラクチャーの家づくりに携わり、「パナソニックビルダーズグループハウジングコンテスト」では2022年度から2025年度まで4年連続で東京都の販売棟数No.1を獲得しています。この記事では、実際にテクノストラクチャーを扱ってきた加盟店の立場から、ネット上で語られている「後悔」の内容はどこまで事実なのか、その背景も含めて整理します。さらに、住宅会社によって異なる仕様や、契約前に確認しておきたい点も解説します。

テクノストラクチャーとはどんな工法?

テクノストラクチャーは、パナソニックが開発した木造の耐震住宅工法です。木造軸組工法をベースに、梁に木と鉄を組み合わせた独自部材「テクノビーム」を使い、さらに一棟ごとに構造計算を行うことで建物の強さを確認します。

「強い部材を使うこと」と「実際に建てる家の強さを計算で確かめること」。この2つを組み合わせているのが、テクノストラクチャーの大きな特徴です。

木と鉄を組み合わせた「テクノビーム」

テクノストラクチャー工法の複合梁「テクノビーム」

木造住宅では、床や屋根の重さを受ける梁に長期間荷重がかかります。木は柱のように縦方向へ使う場合には強さを発揮しやすい一方、梁のように横向きに使うと強度を確保しにくいという特性があります。

そこでテクノストラクチャーでは、木と鉄を組み合わせた「テクノビーム」で梁を補強しています。梁の強度を高めることで、柱と柱の間を広く取った設計にも対応しやすくなり、柱の少ない大空間や大きな開口を計画しやすくなります。

一棟ごとに許容応力度計算を行う

建築模型と建築図面のイメージ

同じ広さの住宅でも、間取りや窓の位置、屋根の形が違えば、地震や風などの力が加わったときの負担のかかり方は変わります。そこでテクノストラクチャーでは、一棟ごとに「許容応力度計算」と呼ばれる構造計算を行います。

許容応力度計算は、地震や風、積雪などによって建物にどのくらいの力がかかるのかを数値で求め、その力に柱や梁、耐力壁、基礎などが耐えられるかを確かめる方法です。こうして一つひとつの部材だけでなく、建物全体として強度とバランスが取れているかまで見ていくため、テクノストラクチャーでは388項目に及ぶ構造チェックを行います。

「強い部材を使っているから大丈夫」と考えるのではなく、実際に建てる一棟ごとに必要な強度を確かめるところまでが、テクノストラクチャーの大きな特徴です。

テクノストラクチャーの「後悔」としてよく語られることは本当?

考える夫婦

ネット上で見かける「後悔」には、実際にテクノストラクチャーならではの条件が関係しているものもあれば、ほかの木造住宅にも共通する内容が含まれています。ここでは、よく見られる後悔ポイントについて、実際はどうなのかを加盟店の立場から解説していきます。

「価格が高い」は本当?

テクノストラクチャーは、一般的な木造住宅と比べて初期費用が高くなる場合があります。テクノビームなどの専用部材を使用し、一棟ごとに許容応力度計算による構造計算を行うことなどが、その背景にあります。

ただし、「テクノストラクチャーの家は必ず高い」というわけではありません。なぜなら、住宅の総額は、建物の広さや間取り、断熱性能、住宅設備、内外装などによっても変わるからです。テクノストラクチャーの家も、構造部材以外の仕様や工事費は建てる住宅会社によって異なります。価格を比べる際は、坪単価や見積もり総額だけを見るのではなく、その金額でどのような構造性能や住宅仕様の家になるのかまで確認しておきたいところです。

また、価格を比較するときは、建築時の金額だけでなく、その費用によってどのような構造性能が確保されているのかも見ておきたいところです。例えばパナソニックの試算では、同じ長さのテクノビームと木製梁に同じ荷重をかけた場合、30年後のテクノビームのたわみ量は木製梁の4分の1以下とされています。完成後に簡単には交換できない構造部分だからこそ、初期費用の差額だけでなく、その金額にどのような性能が含まれているのかまで確認して比較することが大切です。

「間取りやリフォームに制約がある」は本当?

テクノストラクチャーでは一棟ごとに構造計算を行うため、「構造計算で柱や壁の位置が決まり、間取りの自由度が低くなるのでは」「将来のリフォームで壁を抜けないのでは」と受け取られることがあります。しかし、これはテクノストラクチャーに限った話ではありません。どの工法でも、建物を安全に支えるために必要な柱や壁があり、自由に取り除いたり移動したりできない部分があります。

天窓と吹き抜けで開放感とプライバシーを確保したテクノストラクチャーの3階建て(旭ハウジングの施工事例)

むしろテクノストラクチャーは、一般的な木造軸組工法と比べて設計の自由度を高めやすい工法です。木の梁を鉄で補強したテクノビームによって柱と柱の間を広く取りやすく、必要な強度を確保しながら、柱の少ない大空間や大きな開口を取り入れたプランを検討できます。もちろん、希望する間取りがそのまま成立するとは限りません。一棟ごとに構造計算を行い、必要な強度を満たせるかを確認したうえでプランを決めていきます。

将来のリフォームについても、構造上必要な柱や壁を自由に撤去できるわけではありません。将来的に部屋をつなげたい、家族構成に合わせて間取りを変えたいといった希望がある場合は、新築時から伝えておくことで、将来の変更も見据えたプランを検討できます。

都心の狭小地や変形地、3階建てでテクノストラクチャーの特徴をどう活かせるのかについては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。
都心の狭小地でも理想の3階建てを。変形地・防火地域にも対応するテクノストラクチャーの家

「好きな木材を使えない」は本当?

構造材として使う木材には一定の条件がありますが、家の中すべての木材を自由に選べないというわけではありません。

テクノストラクチャーでは、構造計算で確認した強度を実際の建物でも確保するため、柱などの構造材に求められる性能が決められています。そのため、使いたい木材があっても、構造材として必要な条件を満たさなければ採用できない場合があります。

開放感あふれる吹き抜けリビングのあるテクノストラクチャーの家(旭ハウジングの施工事例)

一方で、床や壁、造作など構造を支えない部分には、好みの木材や自然素材を取り入れられます。木材へのこだわりがある場合は、「どの木材を使いたいか」だけでなく、「柱に使いたい」「床に使いたい」といったように、使いたい場所まで住宅会社に伝えておくと、実現できる範囲を確認しやすくなります。

同じテクノストラクチャーでも、加盟店によって違いがある

住宅模型と虫眼鏡

テクノストラクチャーという工法は共通していますが、断熱仕様や住宅設備、設計提案、保証・アフターサービスなどは加盟店ごとに異なります。

つまり、テクノストラクチャーを採用しているからといって、完成する家の仕様まで全国一律というわけではありません。お住まいの地域の加盟店が、どのような家づくりをしているのかまで確認しておくことをおすすめします。

断熱性能や住宅設備は加盟店ごとに異なる

テクノストラクチャーの家を検討する際は、工法そのものの特徴だけでなく、地域の加盟店がどのような標準仕様を採用しているのかも確認しておきたいところです。

断熱性能であれば、断熱等級やUA値、断熱材の種類・厚み、窓のサッシやガラスの仕様などが確認項目になります。住宅設備についても、キッチンや浴室、トイレ、給湯設備など、標準で採用されている仕様と、変更した場合の扱いまで確認しておくと、実際に建てる家の内容が具体的に見えてきます。

設計提案や得意な家づくりにも違いがある

同じテクノストラクチャーを扱っていても、その特徴を実際の間取りへどう活かすかは加盟店によって異なります。

例えば、限られた敷地で部屋数を確保したい場合と、広いLDKやビルトインガレージをつくりたい場合では、必要になる設計の考え方も変わります。施工事例を見る際は、完成した家のデザインだけでなく、土地や要望に対してどのような考え方でプランをつくったのかにも注目してみてください。

保証やアフターサービスも確認しておく

テクノストラクチャーでは、構造計算に関する保証がありますが、住宅そのものの保証や引き渡し後のメンテナンス、アフターサービスは加盟店によって内容が異なります。保証期間だけを見るのではなく、何が保証の対象になるのか、引き渡し後にどのようなアフター対応を受けられるのかまで確認しておくと、建てた後の安心につながります。

テクノストラクチャーで後悔しないために契約前に確認したいこと

住宅検討中の夫婦と商談をする営業マン

「後悔」として語られている声の多くは、テクノストラクチャーそのものの問題というより、価格や仕様、使える素材、将来の間取り変更などについて、建てる前の認識と実際に差があったケースです。だからこそ、ネット上の情報だけで「後悔するかもしれない」と判断するのではなく、自分が希望する家ではどうなのかを契約前によく確かめておくことが大切です。

見積もりは、希望する仕様まで含めて確認する

住宅の価格は、建物の広さだけでなく、断熱性能や住宅設備、内外装などによって変わります。そのため、最初に提示された見積もりだけでは、実際に希望する家を建てた場合の総額が見えないこともあります。

例えば、希望する設備への変更や仕様のグレードアップによって追加費用が発生することも。契約前には、どこまでが標準仕様に含まれているのか、自分たちの希望を反映すると総額がどの程度になるのかまで確認しておきましょう。

使いたい素材や将来の間取り変更などの希望は早めに伝える

使いたい木材が決まっている場合や、将来、間取りの変更を伴うような大きなリフォームを想定している場合は、家づくりの早い段階で伝えておくことが重要です。

テクノストラクチャーでは、構造材に必要な強度の基準があるため、希望する木材を使える場所には条件があります。また、将来の間取り変更についても、構造上必要な柱や壁との関係によって実現できる範囲が変わります。「この木材を床に使いたい」「将来は2つの部屋を1室につなげたい」など、希望を具体的に伝えておけば、新築時からそれを踏まえたプランを検討できます。

施工実績に加え、希望に近い施工事例があるかも確認する

住宅会社の実績を見るときは、施工棟数だけでなく、自分たちが希望する家に近い事例があるかも確認してみてください。

例えば、狭小地だが居住空間をしっかり確保したい、大きな開口を取りたいといった要望に対して、これまでどのような設計で応えてきたかを見ると、その会社が得意とする家づくりが分かりやすくなります。

完成写真だけでなく、「この土地でなぜこの間取りにしたのか」「どこでテクノストラクチャーの特徴を活かしているのか」まで見ると、自分たちの要望に対してどのような提案をしてもらえるのかを判断しやすくなります。

まとめ|ネット上の「後悔」の声だけで判断しない

NGを出す営業マン

テクノストラクチャーに対して語られている後悔の声も、実際に見ていくと、工法の特徴が正しく伝わっていなかったり、住宅会社ごとの仕様や個別の建築条件が影響していたりするケースがあります。

価格を見るときは、金額だけでなく、その中に含まれる構造性能や住宅仕様まで確認する。間取りやリフォームについては、構造上の条件を踏まえながら、自分たちの希望をどこまで実現できるのかを確かめる。このように一つずつ具体的に確認していけば、テクノストラクチャーが自分たちの家づくりに合っているかどうかを判断しやすくなります。

2階LDKのテクノストラクチャーの家(旭ハウジングの施工事例)

旭ハウジングでは、これまでテクノストラクチャーの家づくりに携わってきた経験をもとに、土地の条件やご予算、希望する間取りや素材などを伺いながら、一邸一邸に合わせた住まいをご提案しています。

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