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「サイディング外壁」の種類と特徴

近年では多くの住宅で取り入れられている外壁材「サイディング」。
昔は外壁材といえばモルタルがよく用いられていましたが、近年ではサイディングが主流となっています。
パネル形状になっているため、施工期間が短く済むのが特徴です。さらに、サイディングを外壁材として使用することで、工事費を抑えられます。

ところで、サイディング外壁にはどのような種類のものがあるのでしょうか。
ここでは、4種類のサイディング外壁の特徴をご紹介したいと思います。

●最もポピュラーな「窯業系サイディング」

窯業系サイディングは、サイディングの主流となっている素材で、約8割の戸建住宅の外壁に使用されています。また、新築の建売住宅では、ほとんどすべての住宅でこの窯業系サイディングが使われているといわれています。
主な材料はセメント質と繊維質で、木質成分や無機物などもブレンドされて作られています。主成分がセメントなので、あらゆる形状にすることが可能です。さらに、耐久性に優れ、価格が安く、さまざまなデザインのものがそろっています。

●リフォームで人気の「金属系サイディング」

金属系サイディングは、ガルバリウム鋼板・ステンレス・アルミといった耐久性に優れた金属を成型して作られています。リフォームでは最もよく使用されており、新築では窯業サイディングの次によく用いられている外壁材です。中でも軽量のガルバリウム鋼板のサイディングがよく使われています。
金属サイディングは、サイディングの中で最も遮音性・断熱性が高い素材です。また、既存の外壁の上に外壁材を重ねる、外壁カバー工法による施工ができます。外壁カバー工法による施工を行えば、まるで新築の頃のような外壁を取り戻せます。

●アメリカで主流の「樹脂系サイディング」

プラスチックの一種である塩化ビニル樹脂でできている外壁材です。日本ではまだあまり普及していませんが、アメリカでは主流となっているサイディングです。
窯業サイディングや金属サイディングよりも耐久性、耐天候性に優れています。デザイン性を欠くシーリングを使わず施工できるタイプのものもあり、こちらを用いれば見た目の良い外壁に仕上げることができます。また、軽量で耐震性が高く、塩害・凍害にも強い素材です。

●木材から作られた「木質系サイディング」

木質系サイディングとは、表面を炭化処理した天然木に、塗装を施したものです。無垢の木材ならではの色合いや木目が魅力で、カントリー風や山小屋風の住宅に仕上げたい人におすすめのサイディングです。
木材だと耐火性が低く、不安に思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、木質系サイディングの中には防火認定を受けている商品も存在します。さらに、熱を吸収しにくい外壁材なので、断熱性に優れているのもメリットです。

これらサイディング外壁の耐用年数は、いずれの種類も最大約40年です。ただし、その間にも塗料を塗り直したり、シーリングを打ち直したりして、定期的にメンテナンスをする必要があります。
次回、そのメンテナンスについては詳しくお話したいと思います。


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