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パナソニックが発売するフロントオープン食器洗い乾燥機の価格は?独自の魅力も紹介

「家族の食事のタイミングが異なる」「2食以上の食器をまとめて洗う」といった多様化するライフスタイルに対応すべく、2023年12月にパナソニックは幅60cmのフロントオープンタイプビルトイン食器洗い乾燥機(以下、フロントオープン食洗機)を発売しました。また続く、2025年2月には、幅45 cmのフロントオープン食洗機を発売しました。これまで国産のフロントオープンタイプの食洗機はリンナイのみであったため、選択肢が増えたのは朗報です。

この記事では、パナソニックのフロントオープン食洗機の価格をお伝えするとともに、魅力や使い勝手を説明します。食洗機の導入や入れ替えを含めたキッチンリフォームを検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

フロントオープンタイプとスライドオープンタイプを比較

ビルトイン食洗機には、フロントオープンタイプとスライドオープンタイプの2種類があります。まずはそれぞれの特徴を整理してみましょう。

スライドオープンタイプ

スライドオープンタイプは食洗機を引き出して、上から食器を入れるスタイルです。しゃがまずに食器を入れられるので、足腰に不安がある方も無理なく使えます。容量は4~5人用のミドルタイプと、5~6人用のディープタイプがあります。食器をこまめに洗う方や、家族の人数が少ない方に適したタイプです。

スライドオープンタイプは選択肢が豊富なため、機能やデザインにこだわりたい方にも向いています。1回の運転に必要な光熱費や水道代が抑えられる、省エネタイプが多いのも特徴です。ただし、上から食器を入れていくため、入れる順番を考えなければ上手に収納できないことがある点には注意が必要です。

フロントオープンタイプ

フロントオープンタイプは、容量の大きい点が特長です。8~12人分の食器もまとめて洗えるため、1日分の食器をまとめて洗いたい方や、家族の人数が多い家庭にぴったりです。スライドオープンタイプでは入れるのが難しい、まな板や大型の調理器具も入ります。1段ずつ食器を入れられるため、順番や配置を細かく考えずにすむのもポイントです。

ただし、しゃがまないと食器を入れづらく、足腰を曲げ伸ばしするのが辛い方には不向きといえそうです。また、現時点ではフロントオープンタイプの国内メーカー品が少ないため、海外製の購入を検討する方も多いようです。

パナソニックのフロントオープン食洗機の価格

先ほどフロントオープンタイプの選択肢が少ないとお伝えした通り、これまで国産のフロントオープンタイプはリンナイのみの販売でした。容量は8人分タイプのみ取り扱っているため、それ以上の容量を求めるのであれば、海外製品を選ぶしかありませんでした。しかし、2023年にパナソニックが幅60cmのフロントオープン食洗機を発売、2025年2月に幅45cmのフロントオープン食洗機を発売したことで、選択肢が増えたのです。

そのパナソニックのフロントオープン食洗機の価格とスペックを見てみましょう。

<パナソニック フロントオープンタイプ 幅60cm(NP-60EF1W)>

<パナソニック フロントオープンタイプ 幅45cm (NP-45EF1W)>

ただし、注意したいのは、現時点(2025年2月)では単品販売はされていない点です。Lクラスキッチン、あるいはSクラス(旧ラクシーナ)といったシステムキッチンとのセット販売となるため、キッチンの入れ替えやキッチン全体のリフォームを考えている方はぜひ検討してみてください。

現在はセット販売のみとはいえ、今後食洗機単体で販売される可能性もありますので、気になる方は動向を注視するとよいでしょう。


他社フロントオープン食洗機との価格を比較

現在日本で導入できる他社のフロントオープンタイプ食洗機と比較してみましょう。

<(国産)リンナイ フロントオープンタイプ 幅45cm>

<(海外製)ミーレ フロントオープンタイプ 幅60cm>

<(海外製)ボッシュ フロントオープンタイプ 幅60cm>

※他社のフロントオープン食洗機のスペック情報は2024年7月時点のものです。最新の情報は各メーカーサイトをご確認ください。

国産のリンナイ製食洗機は幅45cm、容量8人分とやや小ぶりのため、国内メーカー品で大容量の食洗機を求めるなら60㎝幅のパナソニック製がおすすめです。10人分以上を洗える大型の食洗機となると、海外製品のミーレとボッシュが選択肢になりますが、対応できる施工会社が国産に比べて少ないのが気になるところです。

パナソニックのフロントオープン食洗機の魅力

60㎝幅のパナソニックフロントオープン食洗機は、同サイズの海外製品と比較しても高価な部類に入りますが、価格以上の価値や魅力があります。どんな点がこの食洗機の魅力なのか、詳しく見ていきましょう。

日本の環境に合わせた大容量の収納スペース

パナソニックのフロントオープン食洗機は、日本の食生活や環境に合わせた設計で、ストレスなく使えるのが大きなポイントです。3段のカゴはそれぞれ深さが違うため、入れるものに合わせて使い分けられます。

<1段目:カトラリーなど>

1段目は浅い網目状のトレイで、カトラリーなど高さのないものを入れられます。一般的なスライドオープンタイプの食洗機の場合、お弁当用のシリコンカップやピックといった小さなものは、あらかじめ専用のカゴに入れなければ水圧で飛んでしまいますが、パナソニックのフロントオープン食洗機なら直接入れてもあちこちに飛んでくことがないので便利です。

トレイは左右にスライドできる仕組みになっており、2段目のカゴに背の高いコップを入れるときにも便利です。

<2段目:コップや汁椀など>

2段目はコップ、マグカップ、汁椀などが入れられます。湯吞みなど浅いコップであれば、伸縮できるカップトレイに乗せられます。また、3段階に高さを調整できるため、ワイングラスなど背の高いコップも洗えます。

<3段目:皿、まな板、調理器具など>

3段目は最も深く、大型の調理器具が楽々収納できるサイズになっています。写真のように大きなボウルやまな板、天ぷら鍋を入れてもゆとりのある広さです。また、マイボトルを愛用する方にぴったりな、ボトルホルダーがついているのもうれしいポイント。洗浄中に倒れず、中までしっかり洗えるので衛生的です。

まとめ洗いでも清潔を保つ機能を搭載

汚れた食器を長時間入れておくのは、衛生面で気になるという方もいらっしゃるかもしれません。この食洗機は、除菌洗浄機能やナノイーX送風機能といった、洗浄しながら除菌したり、ニオイを抑制したりする機能を搭載しているため、しっかりと清潔を保てます。日本人の清潔志向に合わせた設計になっているのがうれしいですね。

予洗い不要の洗浄力

予洗いしなくても、しっかり汚れを落としてくれるのもパナソニック製食洗機の特徴です。その秘密は庫内に搭載された3つの洗浄ノズルにあります。1段目、2段目、3段目それぞれにノズルが設置されているため、頑固な汚れもきれいに洗いあげます。

2025年2月新発売!45cm幅のフロントオープン食洗機の特徴と魅力

2025年2月に発売されたパナソニックの幅45cmフロントオープン食洗機は、キッチンに設置しやすいコンパクトサイズながら、3段カゴを採用した大容量モデルです。この食洗機は、日本の食生活に寄り添った使いやすい設計と、省スペースながら効率的な家事を実現する点が特徴です。ここでは、45cm幅ならではの魅力を中心にご紹介します。

日本の家庭に適した柔軟な3段カゴ

幅45cmながら庫内容量約122Lという大容量を実現したこのフロントオープン食洗機は、3段カゴの柔軟な設計が特長です。

・1段目(カトラリートレイ)
浅い網目状のトレイで、カトラリーや小型の調理器具をセット可能。さらにスライド機能により、上カゴに背の高い食器を置く際の調整も簡単です。

・2段目(上カゴ)
碗類やコップ類に適しており、3段階の高さ調整機能を搭載。ワイングラスやお弁当箱、小鉢なども効率よくセットできます。

・3段目(下カゴ)
大皿や鍋、まな板などの大型調理器具を収納可能。ボトルホルダーを4つ備え、洗いにくい形状のボトルも清潔に洗浄できます。

限られたスペースを最大限に活用して、家族全員の食器だけでなく、調理器具もまとめて洗える設計で、家事効率を高めます。

こんな人におすすめ

幅45cmながら多くの機能を備えた食洗機は、こんな人におすすめです。

・コンパクトなキッチンに設置したい方
幅45cmの省スペース設計で、小さなキッチンにもフィットします。

・衛生面を重視する方
少人数や中規模の家族に適したコンパクトサイズでありながら、日本人の清潔志向に応える衛生機能を備えています。

・効率的に家事を進めたい方
省スペースでありながら大容量を実現した設計や柔軟なカゴ配置が、日々の家事の負担を軽減します。

キッチンのリフォームを検討されている方や、キッチンのスペースを有効活用したい方にとって理想的な選択肢となるでしょう。

パナソニック Lクラスキッチンが叶える、理想のキッチン

パナソニックLクラスキッチンの画像

パナソニックフロントオープン食洗器が搭載できるのは、パナソニックのLクラスキッチン、もしくはラクシーナのみとお伝えしました。せっかく食洗機を含めてキッチンリフォームを考えているのであれば、Lクラスキッチンの魅力も覗いてみませんか。

Lクラスキッチンは高級モデルらしい洗練されたデザインだけでなく、機能性も兼ね備えたシステムキッチンです。多様なライフスタイルに合わせた豊富な機能で、毎日の調理をより快適にしてくれます。ここでは、毎日の調理やお手入れを楽にする3つの機能をご紹介します。

ワイドコンロ&マルチワイドIHで調理効率アップ

パナソニック製キッチンのワイドコンロの使い勝手の説明図

Lクラスキッチンは、ガス・IHともにコンロが3口横並びになったワイドコンロが特徴です。複数の鍋やフライパンを横に並べて同時に調理できるため、効率良く作業を進められます。

パナソニック製キッチンのマルチワイドIH

もっとコンロを充実させたい場合は、最大4つの鍋が置けるマルチワイドIHもおすすめです。4つある加熱スペースのおかげで、調理済みの料理を提供まで保温でき、熱々の美味しさをキープできます。

ワイドコンロ・マルチワイドIHに共通するコンロの手前のスペースは、下ごしらえや盛り付けのスペースとして大活躍。複数の料理を同時進行しても余裕のある作業スペースを確保でき、調理時間の短縮にも繋がります。

ほっとくリーンフードでお手入れラクラク

パナソニック製キッチンのほっとくリーンフード

油汚れがつきやすいレンジフードのお手入れは、とても手間がかかるもの。そんなお悩みを解決するのが、「ほっとくリーンフード」です。

使う度に油汚れを自動で掃除してくれるから、面倒なファン掃除が10年間も不要です。普段のお手入れも、整流板やレンジフード本体などをさっと拭くだけでOK。
油がたまるパーツは年に1回食洗機で洗うだけと、レンジフードの掃除の手間を大幅に削減できます。

「ラクするーシンク」で美しさと使いやすさを両立

パナソニック製キッチンのラクするーシンク

Lクラスキッチンで選べる「ラクするーシンク」は、傷に強い鉛筆硬度9Hの硬い素材を使用しています。こだわって選んだキッチンの美しさが保てるのはうれしいポイントです。

また、水アカや調味料などの汚れもスポンジでサッとこするだけで落とせるから、キレイが長続きします。段差が少ない形状で、普段のお手入れも楽々です。

パナソニックのフロントオープン食洗機を体験!イベントレポート

食洗機を検討する際は、価格だけでなく実際の使い心地も体験してみたいものです。旭ハウジングが運営する日野リノベーションモデルハウスでは、パナソニック製のフロントオープン食洗機を導入したキッチンを展示し、実際に目で見て、手で触れて、体験していただくことができます。

ここでは2024年4月21日に日野リノベーションモデルハウスでおこなわれた「最新キッチン体験会」のイベントの様子をお届けします。

フロントオープン食洗機の使い勝手を確認してもらうだけでなく、パナソニックの人気システムキッチン「ラクシーナ」の特徴をお伝えできるよう、スタッフがキッチンの機能も説明。ラクシーナの特徴である、盛り付けがスムーズにできる手前スペースが広々としたトリプルIH(横に3つ並んだIHコンロ)や、手をかざすだけで水を出したり止めたりできるタッチレス水栓など、最新機能を搭載したキッチンを体験していただきました。

といっても、説明を聞いて触れていただくだけでは面白みに欠けるので、元日本料理人であるスタッフが旬のたけのこを使った料理を実演。この日のメニューは「たけのこご飯」「鮭のちゃんちゃん焼き」「たけのこのお吸い物」でした。

お客様にはたけのこ料理ができあがる様子を見ていただきながら、同時にキッチンの操作性をお伝えすることで、リフォーム後の快適で便利な暮らしをよりリアルにイメージしていただきやすくなったのではと思います。

お客様にたけのこ料理をお召し上がりいただいたあとは、スタッフがフロントオープン食洗機に食器を入れる様子を実演。さまざまな食器を入れる様子をご覧いただくことで、資料では分かりづらい実際の容量や使い勝手をお伝えできました。

パナソニックのフロントオープン食洗機を取り入れるなら旭ハウジングへ

パナソニックのフロントオープン食洗機の価格は、メーカー希望小売価格が60㎝幅で517,000円(税込・工事費別)、45㎝幅で363,000円(税込・工事費別)と、同サイズの商品と比べても高価です。しかし、価格以上の魅力が詰まったお値打ちの食洗機ですので、まずは見て触れて性能を体感していただきたいと思います。

日野リノベーションモデルハウスは、今回ご紹介したフロントオープン食洗機をはじめ、最新の便利機能を備えたパナソニック製のシステムキッチン「ラクシーナ」を自由にご見学いただけます。実際に動くフロントオープン食洗機を体験できるのは、東京都内では日野リノベーションモデルハウスだけです!

東京都や神奈川県でキッチンリフォームをご検討中の方は、ぜひお気軽に旭ハウジングの日野リノベーションモデルハウスへお越しください。

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